「池田組」系組幹部が拳銃で撃たれ死亡、「山口組」系組員を殺人罪と銃刀法違反で追起訴…宮崎地検
宮崎市田代町の指定暴力団「池田組」(岡山市)系組事務所で9月に同組系組幹部の男性(当時52歳)が拳銃で撃たれて死亡した事件で、宮崎地検は24日、この男性に対する殺人罪と銃刀法違反(発射など)で指定暴力団「山口組」(神戸市)系組員の吉井誠被告(63)(名古屋市)(銃刀法違反で起訴)を宮崎地裁に追起訴した。 【写真】発砲があった現場近くを調べる捜査員ら
起訴状によると、吉井被告は9月9日、池田組系志龍会事務所敷地内で、事務所内にいた男性に回転弾倉式拳銃2丁を使って弾丸5発を発射し、そのうち2発を男性の胸部とでん部に命中させ、出血性ショックで殺害したなどとしている。宮崎地検は認否を明らかにしていない。
事件発生から約3か月後に起訴したことについて、地検は「複数の弾丸の発砲事案であることから、銃砲の鑑定等所要の捜査を遂げていたため」としている。