環境に優しい企業の取り組みを児童が学ぶ SDGs出前授業〈宮城・東松島市〉
仙台放送
東松島市の小学校では6月25日、国連が掲げる持続可能な開発目標=SDGsについて学ぶ出前授業が開かれました。 東松島市の矢本西小学校で開かれた出前授業には4年生およそ50人が参加しました。この授業は子供たちにSDGsへの意識を高めてもらおうと、東松島市と東北大学が2019年から行っているもので、25日は児童がリサイクルなどに取り組む企業のブースを見学しました。 企業の担当者 「トウモロコシって成長するとき、光合成をしているのわかるかな。二酸化炭素を吸っているんだけど、その分も二酸化炭素排出量が少なくなるという環境に優しい素材になります」 工業用トウモロコシのデンプンを使った食品容器を製造する会社は、従来のプラスチック製の容器と比べて、燃やしたときの二酸化炭素の排出量を3割ほど削減できると説明しました。 また、OA機器などの再利用に取り組む会社は、スマートフォンなどの基盤から金や銀を取り出し再資源化していることを紹介し、児童は興味深そうに説明を聞いていました。 児童は 「ジュースパックでバッグとかエコバッグを作るのがすごいなと思いました」 「いろんなリサイクルのこと学べたので楽しかったです」 出前授業は7月9日まで東松島市の小学校で行われます。
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