メドベージェフ、ルブレフらベスト4が出揃う [ドバイ選手権／テニス]

「ドバイ・デューティーフリー・テニス選手権」（アラブ首長国連邦・ドバイ）で準決勝に進出したダニール・メドベージェフ（ロシア）（Getty Images）

　ATPツアー公式戦「ドバイ・デューティーフリー・テニス選手権」（ATP500／アラブ首長国連邦・ドバイ／2月26日～3月2日／賞金総額311万3270ドル／ハードコート）の男子シングルス準々決勝で、第1シードのダニール・メドベージェフ（ロシア）が第8シードのアレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ（スペイン）を6-2 6-3で下してベスト4に進出した。 ～ドバイ・デューティーフリー・テニス選手権で4強入りを決めたディフェンディング・チャンピオンのメドベージェフ選手～ 　2-2から4ゲームを連取して第1セットを先取したメドベージェフは第2セット4-0から一度だけブレークを許したが、残りのサービスゲームをきっちりキープして1時間18分で快勝した。 「アレハンドロは非常にいいプレーができる選手だ。ときどき試合中に調子が落ちるときがあるけど、彼は盛り返してくる。スコアに関係なく最後まで気が抜けないと思っていたよ」とメドベージェフは試合後のオンコートインタビューで語った。 「第2セットでは競り合いになった瞬間があったけど何とか踏ん張り、あと数ゲーム取ることができた。勝つためにはそれで十分だった」 　ディフェンディング・チャンピオンのメドベージェフは次のラウンドで、第3シードのホベルト・フルカチュ（ポーランド）を3-6 7-6(8) 6-3で破って勝ち上がった第5シードのユーゴ・アンベール（フランス）と対戦する。 　もうひとつの準決勝は、ともに相手の途中棄権で勝利が決まったアンドレイ・ルブレフ（ロシア）とアレクサンダー・ブブリク（カザフスタン）の顔合わせとなった。 　2022年大会覇者で第2シードのルブレフが6-4 6-3とリードした時点で腹筋の問題に苦しんだセバスチャン・コルダ（アメリカ）が試合続行を断念し、第7シードのブブリクはとリードしたところでイリ・ラフェチュカ（チェコ）が右腕のケガを理由にリタイアした。