【RIZIN】堀口恭司が神龍誠に一本勝ちでフライ級王座戴冠!元RIZINガールへの公開プロポーズも大成功
RIZIN.45 2023年12月31日(日)さいたまスーパーアリーナ ▼第17試合 RIZINフライ級(-57.0kg)王座決定戦 5分3R 〇堀口恭司(アメリカントップチーム)=56.90kg [2R 3分44秒 リアネイキドチョーク] ×神龍 誠(神龍ワールドジム)=57.0kg ※堀口恭司がRIZINフライ級王者に 【写真】神龍を極めた堀口のリアネイキドチョーク 2023年7月の『超RIZIN.2』でノーコンテストとなった「Bellator世界フライ級初代王座決定戦」が、『RIZIN初代フライ級王座決定戦」として再戦が組まれた。前回は、1Rに堀口の偶発的なアイポーク(堀口は否定)により神龍が続行不可能となっていた。 33歳の堀口は、空手をベースに修斗、RIZINバンタム級で王者に。2015年にUFCフライ級で世界王座挑戦後、2019年にBellatorバンタム級で日本人初の世界王者となる。初代・第4代RIZINバンタム級王者。2022年大晦日の前戦でフライ級に戻し、扇久保博正に判定勝ちしている。 23歳の神龍は、10連勝中のDEEPフライ級王座&CFFCフライ級王座の二冠王。レスリングベースで高い身体能力を持ち、ギロチンチョーク、ニンジャチョークなどのがぶりからの首系の極めを持つ。 1R、サウスポー構えの神龍に、オーソの堀口。前後のステップで右インロー。神龍は右前蹴りでけん制。前足にローシングルもそのままコーナーまで押し込み、首を抱えた堀口の左脇を潜りを狙いながらも正対して、両足を束ねて腰を引き付ける。 コーナー背に座る堀口は足を抜いてアームインギロチンチョーク狙い。中央側に頭を向けて再びギロチンチョークも。頭を抜く神龍。堀口は立ちに。そこでスタンドバックにつく神龍。引き込みながら足をかけようとする。再びコーナーに這って立つ堀口に、左足をかけて右で送り手を取ろうととする神龍。正対した堀口はボディロックテイクダウン狙いも、これを神龍が潰してゴング。 2R、ワンツースリーの右を当てる堀口に、組む神龍。小手に巻く堀口はいなして崩すが、神龍はリバーサル、サイドを奪いかけるが、堀口は足を戻してみたびギロチンチョークへ。首を外した神龍は右で差して前に。顔をはがした堀口は左右から左を振るがそこをかわした神龍は前に。ボディロックで崩した堀口は、神龍の2度目の返しはさせず。ヒザを打ってバックテイク。背後からパウンドしてリアネイキドチョーク! 両足をかけて絞めて引き込み、タップを奪った。 堀口恭司はRIZINフライ級のベルトをl腰に巻いた。 試合後、堀口は、「めちゃめちゃ強くて、1R、最初“つええな”と思ったんですけど、まあ、ベテランの意地を見せました。ちょっと神龍くん、ATTに来ない? 一緒に練習しよう」とマイク。 続けて、「もうひとつ、ある方に言いたいことがあるので、川村さん来てください」と、元RIZINガールの川村那月さんをリング上に呼びよせて、「川村さん、指輪を忘れちゃったんですけど、やっぱね、自分はRIZINリングで出会ったので、結婚してください」とプロポーズ。 川村は、「ずっと一緒にいさせてください」と返答。「6年前からRIZINでお仕事して、いい意味で彼らしくないことをしてくれてありがとう。ビザが取れ次第、アメリカに行くので、これからも応援、よろしくお願いします」と挨拶。熱いキスをかわした。
ゴング格闘技