佐々木八段が藤井七冠に勝利し2勝2敗に 竜王戦七番勝負第4局
将棋界最高峰の戦い竜王戦七番勝負は第4局が行われ、挑戦者の佐々木勇気八段が藤井聡太七冠に勝ち、成績はお互い2勝2敗の五分となりました。 竜王戦七番勝負は第4局が15日から2日にわたり大阪府茨木市で行われました。 竜王戦4連覇を目指す藤井聡太七冠はタイトル初挑戦の佐々木勇気八段に対しこれまで2勝1敗としていました。 第4局では初日から先手の佐々木八段がリードし、藤井七冠は苦しい展開のまま16日午後3時45分、97手までで投了。佐々木八段が勝利し、成績を2勝2敗の五分としました。 先に4勝するとタイトルを獲得する竜王戦七番勝負。第5局は今月27日と28日に和歌山市の「和歌山城ホール」で行われます。 佐々木勇気八段「今回は内容がよく指せたと思っていますし、ふんばることができたかなと思っています。竜王戦は自分の実力以上に内容のいい将棋が指せているので、これを継続できるように第5局までに少しでも実力を高められるようにがんばりたいと思います」 藤井聡太七冠「早い段階から苦しい展開になってしまったかなと感じていました。第4局は一方的な内容になってしまったかなと思うので、第5局以降、熱戦が指せるように精いっぱい準備していきたいと思います」