屋上からの眺めを楽しむ来場者＝高岡市立博物館

　桜の季節に合わせ、富山県高岡市の高岡古城公園にある高岡市立博物館は５日、屋上を無料開放する「古城公園展望台」を始めた。来場者は３階建ての新館屋上から園内や市内の眺めを楽しんだ。７日まで。 　普段は上がることができない屋上から、「日本さくら名所１００選」に選ばれている高岡古城公園を一望してもらおうと毎年実施。「高岡市立博物館に親しむ会」がボランティアで協力した。 　初日は好天の下、家族連れらが来場した。茨城県守谷市の佐々木香子さん（３８）は家族５人で訪れ、「桜はちょっと早かったけど、青空に映えてきれいだった」と話した。 　屋上開放は各日午後１時から同３時まで。６日は同館の茶室「松聲庵（しょうせいあん）」で呈茶の会も行う。