松本城に門松 天守や北アルプスと一緒に写れる新撮影スポット
正月の準備を始める「正月事始め」の13日、松本市の国宝松本城の黒門と太鼓門の前に門松が飾られた。大きな竹を中心にナンテン、杉などが飾り付けられ、新年を迎える雰囲気が高まった。 【写真】国宝松本城の黒門前の門松。門松の間から松本城天守、天守の左側に北アルプスが見える
市内の造園業者が朝から作業。黒門に高さ約3・5メートル、太鼓門に約3メートルの門松を飾った。従来は門のすぐ前に飾っていたが、今年は門に続く土橋の横に設置。黒門側では門松と松本城、北アルプスを一目で見られるようになり、観光客が写真に収めていた。
市松本城管理課の百瀬功三課長(58)は「今年は海外から訪れる人も多く、来場者は新型コロナ流行前と同じくらいだった」と振り返り、「来年も平穏な年になるよう願っている」と話した。門松は来年1月7日まで設置する。