レースを先導 福島県警スノーラビッツ 最後の大会 交代でランナーの安全守る《第39回東日本女子駅伝》
福島テレビ
11月10日、2024年で最後となる東日本女子駅伝が開幕する。18都道県の女性ランナーの走りはもちろん、大会の安全を守る白バイ隊員にも注目だ! 2004年、第20回大会からレースの先導を務めるのが、福島県警察本部交通機動隊に所属する「スノーラビッツ」!女性白バイ隊の発足とともに東日本女子駅伝を支え、先輩から後輩へ「安全を守る強い使命」を受け継いできた。 そして、今年先導として最後のバトンを託されたのが4人の白バイ隊員だ。 小松加奈巡査と佐藤遥巡査長。2024年4月からスノーラビッツの一員となった。 佐藤遥巡査長は「様々な関係法令を覚えること、また新入隊員として必要な知識を覚えるのが大変です」と話す。小松加奈巡査は「小さい頃から白バイに乗って取り締まりをするおまわりさんに憧れていたので、白バイ隊員を目指しました」と話す。 2人を指導するのが、先輩隊員の渡辺恵巡査長と猪又愛梨巡査。普段の交通取締りとは異なるバランス感覚や速度調整。先導に欠かせない技術を日々、磨いている。 渡辺恵巡査長は「ほんと頼りになる後輩たちなので、私の方も助けられたりして切磋琢磨しながらやっております」という。猪又愛梨巡査は「ずっと警察署のころから(新人の)2人とは一緒にしてて、同じ白バイ(隊員に)なりたいという目標を掲げて3人で頑張ってきたので、恵さんも含めて4人で一緒にできるのがすごくうれしいことなので」と話す。 最後となる今大会では、初めて往路・復路で先導を交代して担当。渡辺巡査長・佐藤巡査長が往路を、猪又巡査・小松巡査が復路でランナーの安全を守る。 そして、強い使命ととともに受け継がれてきたのが…スノーラビッツの象徴ともいえる赤色の制服!スノーラビッツの誕生以来、変わらない制服だ。 小松加奈巡査:「ランナーの方が安心安全に走ることができるように、精一杯先導に努めてまいりたいと思います」 佐藤遥巡査長:「最後まで自分の力を精一杯出し切り、選手の皆さんを安全に先導したいと思います」 最後の東日本女子駅伝。大会に向けて準備は万端だ。
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