【ラグビー日本代表】念願の10番 苦しんだ松田力也がW杯初スタメン「全部意味があって今がある」
◇ラグビーワールドカップ2023フランス大会（9月8日ー10月28日） 初戦のチリ戦を2日後に控えた8日（現地時間）、出場メンバーが発表されました。 そのスターティングメンバーの中でスタンドオフの「10番」には、松田力也選手の名前がありました。 4年前の前回大会では、4試合に出場しましたが、全て途中出場。先発を任されたことはありませんでした。 前回大会が終わった後には、「次は10番でワールドカップに出る」と強く意気込み日々のトレーニングに打ち込んできました。 しかし、2022年の5月に自身初めてとなる大けがを経験。長く代表から離れざるを得なくなってしまいました。 それでも長いリハビリを耐えて、代表に復帰。今回は、“念願”となる「10番」で初めてワールドカップの舞台に初先発します。 松田選手は、「非常に楽しみでわくわくしています」と笑顔で語りました。 それでも、本大会前のテストマッチでは、1勝5敗と苦しんでいた日本代表。「たくさん言われているのは知っている。自分たちの信頼であったり、自信は失っていない」とし、「結果で見返そうと思っている」と力強く語りました。 日本代表の司令塔、「10番」として、チームで前回大会以上の成績を目指し、松田選手は戦います。 「この4年間コロナもあって、初めての大けがもあった。全部意味があって今がある。この場に立てることに感謝しないといけない。口だけじゃなく試合の結果、パフォーマンスで証明できるようにこのワールドカップの舞台でやりきりたい」
