グランプリに輝いた小原さん

　芸能界の未来の原石を発掘する全国オーディション「美少女図鑑ＡＷＡＲＤ（アワード）２０２４」のグランプリに福島県会津地方の中学２年生、小原あめりさん（１４）が輝いた。過去最多の応募総数約８２００人の頂点立ち、「全国に元気を届けられるモデル、俳優になりたい」と目標を語る。福島県内からのグランプリ受賞は２０２２（令和４）年オーディションの菅原夕亜（ゆあ）さん（１５）に続いて２人目。 　昨年に続く挑戦だった。今回は北海道・東北地方の地区予選を通過した。ファイナリスト５０人に残り、２４日に東京都内で開催された最終審査に臨んだ。 　１分間のアピールの場で「私の大好きな人を紹介します」と切り出した。スケッチブックに手に、自らを描いた織田信長のイラストをユーモアたっぷりに紹介した。結果発表では、名前を呼ばれ、温かな拍手に導かれて再びステージに立ち、ゲストの「ふなっしー」からトロフィーを受け取った。 　小原さんは小学６年の夏からモデルとして活動する。「福島美少女図鑑」の雑誌を見て、憧れを抱いたのがきっかけだ。「地元からの温かな声援にも支えられてきた」と感謝する。福島美少女図鑑の高橋路雄総合プロデューサーは「注目度が上がっている中での栄誉。今後の活躍をサポートしていく」と話した。

　同じく「福島美少女図鑑」のモデルで最終審査まで残った国井優愛さん（１３）が京都鳳匠賞、鈴木華恋（かれん）さん（１０）がＣｕｕｇａｌ賞とＴＶガイド賞を受けた。