空気階段・水川かたまり、映画初出演 2・21公開「死に損なった男」で構成作家役
お笑いコンビ、空気階段の水川かたまり(34)が、2025年2月21日公開の「死に損なった男」(田中征爾監督)で映画に初主演することが21日、分かった。 演じるのは、構成作家の関谷一平役。報われない日々に疲弊して駅のホームから飛び降りようとするが、隣の駅で人身事故が発生して死に損なったとき、一平の前に現れた男の幽霊から「娘に付きまとっている男を殺してくれ」と頼まれる。 水川は「この世界を太くたくましく航海していって欲しいという願いを込めて両親がつけてくれた」という本名の水川航太にかけ、「映画という名の海に出ました。監督という船長の元、芝居という船に乗って、お蔵入りという暗礁に乗り上げることもなく、なんとか目的地という名のゴールまで辿り着きました」とアピール。 2021年の「キングオブコント」優勝後、ドラマ「君のことだけ見ていたい」(22年)の脚本を手掛け、「罠の戦争」(23年)に俳優としても出演するなど幅広く活躍中。今回は初主演ということで戸惑いもあったようだが、「監督をはじめ、共演者、スタッフの皆さまが、生まれたての子鹿に接するが如く本当に優しくしてくれた。本当に感謝の大航海。頑張って死に損ないましたので、どうか全員スクリーンでご覧ください」と呼びかけた。