2024新語・流行語大賞は「ふてほど」、トップテンに「50-50」「初老ジャパン」
今年話題を集めた言葉に贈られる「現代用語の基礎知識選 2024ユーキャン新語・流行語大賞」が2日発表され、TBS系の人気ドラマ「不適切にもほどがある!」の略称「ふてほど」が年間大賞に選ばれた。 「ふてほど」は宮藤官九郎さんが脚本を手掛けたドラマで、今年1月期に放送された。昭和の体育教師が現代にタイムスリップして、昭和の常識を堂々と主張することで、現代に生きる人々に新たな視点を気づかせるストーリーだ。ジェンダーギャップやパワハラなど現代の社会問題を〝温故知新〟で解決してみせる爽快さだけでなく、令和の暮らしに順応した主人公が自身の価値観を変化させ、昭和時代に残した家族と向き合う様子にも共感が広がった。 受賞理由として、「大手自動車メーカーの認証不正、パーティー券収入の収支報告書不記載など、2024年は不適切事案が目白押しであった」ことも挙げている。 また、トップテンには、米大リーグドジャースの大谷翔平が達成した「50-50」やパリ五輪・総合馬術団体で平均年齢41歳のチームが銅メダルを獲得した「初老ジャパン」などが選ばれた。 ◇ 年間大賞を含むトップテンに選ばれた10語は以下の通り。 年間大賞 「ふてほど」 トップテン 「裏金問題」 「界隈」 「初老ジャパン」 「新紙幣」 「50-50」 「Bling-Bang-Bang-Born」 「ホワイト案件」 「名言が残せなかった」 「もうええでしょう」