<竹内由恵>2児の母、周りと比べる生き方を卒業 「自分のペースで生きやすく」 子育てや日常を描いたイラストエッセーが書籍に
元テレビ朝日のアナウンサーで、現在は静岡に住み、3歳の男の子と1歳の女の子の母親でもある竹内由恵さん。インスタグラムで発表し、「ゆるく、シュールでほっこりする」と話題になった4コママンガ風のイラストエッセーをまとめた書籍「なんとかなるさ!ヨシエのとほほ、くすくす日和」(祥伝社)をこのほど、発売した。「アナウンサーなんですけど、言葉よりも絵の方が表現しやすかった」と笑顔を見せる竹内さんに、同書や近況について聞いた。 【写真特集】38歳、2児の母になった竹内由恵 「生きやすくなった」と笑顔 撮り下ろしフォト、「ゆるく、シュールでほっこりする」書籍も
◇子供のころから好きだったことが「やりがい」に
「日々の生活や子育てでトホホ……と思いながらも、なんとかなった!というエピソードをたくさん収録したので、このタイトルをつけました。友達と話してる気分になって、笑って楽しんでもらえたらうれしいですね」と書籍について語った竹内さん。
イラストやマンガを描くのは、子供のころから好きだった。
「授業中、ノートの端っこにマンガのような絵を描くのが好きで、たくさん描きました。中学生ぐらいのときには、少女マンガにハマっていて、友達と2人で少女マンガを合作したこともあります。高校生ぐらいからはそういう機会もなくなったんですが、社会人になって友達が妊活マンガを描いていて、私も日常のことをエッセー風に描いてみたいなと思っていました」
実際に描くようになったのは2019年にテレビ朝日を退社して、結婚と同時に夫の勤務地である静岡に移住してから。「インスタでいちばん見やすいように」とiPadにApple Pencil(アップルペンシル)で描いている。
「当時は子供がいなかったので、ドライブをしているときにふと思ったことなどをマンガにしました。友達に見せてインスタに投稿しようかなと話したら、『面白いじゃん、載せてみなよ』と言ってくれて。それをきっかけに投稿を始めました」
その後、2021年に第1子男児、2023年に第2子女児を出産。妊娠、出産で変わったことや考えたこと、子育て中の発見などを描くようになった。