黄門さま、高齢入院患者見舞う いわき市長仮装、決めぜりふも
いわき市の内田広之市長は2日、同市の常磐病院を訪れ、水戸黄門に仮装して高齢の入院患者を見舞った。 東日本大震災以降、笑顔が少なくなった高齢者に笑顔になってほしいと、新村浩明院長が2014年に始めた取り組み。笑うことは免疫向上にもつながるとされており、新村院長が内田市長に提案。新村院長も格さんの姿でお供した。 20分かけて令和の水戸黄門に扮(ふん)した内田市長は「早く元気になってくださいね」と療養病棟患者の早期快方を祈願した。決めぜりふはもちろん、「この紋所が目に入らぬか」。悪人ならすぐさまひれ伏す印籠だが、病への効果やいかに。
福島民友新聞