【MLB】レンジャーズ逆転勝利 デビュー戦の有望株ロッカーは4回3安打1失点 マリナーズ痛恨の敗戦
【レンジャーズ5-4マリナーズ】@T-モバイル・パーク
日本時間9月13日、レンジャーズは敵地T-モバイル・パークでのマリナーズ4連戦がスタート。その初戦は有望株クマー・ロッカーをメジャーデビューのマウンドに送り、5対4で逆転勝利を収めた。ロッカーは4回3安打7奪三振1失点と好投し、レンジャーズ4番手のマット・フェスタが4勝目(1敗)、6番手のカービー・イェーツが30セーブ目を記録。逆転での地区優勝に向けて痛恨の敗戦となったマリナーズは3番手のコリン・スナイダーが3失点(自責点1)で3敗目(3勝)を喫した。 【動画】レンジャーズのクマー・ロッカーが7つの三振を奪う 2回表にジョシュ・ヤングの7号ソロで先制したレンジャーズは、先発のロッカーが4回裏にジャスティン・ターナーの10号ソロで追いつかれたものの、マリナーズ打線から7つの三振を奪うなど、4回3安打1失点の好投を披露。ところが、5回裏に2番手のヘルソン・ガラビトが一死1・2塁のピンチを招いて降板すると、3番手のアンドリュー・チェイフィンは一死満塁とピンチを広げ、ランディ・アロザレーナの2点タイムリーと暴投で3点を勝ち越された。 しかし、ロッカーのデビュー戦を勝利で飾りたいレンジャーズは、7回表にナサニエル・ロウの13号ソロで反撃を開始。8回表にはマリナーズ3番手のスナイダーからマーカス・セミエンが21号ソロを放って1点差とし、エラー絡みで一死2・3塁となったあと、アドリス・ガルシアの内野ゴロの間に同点に追いついた。さらに、4番手のテイラー・ソーセイドからロウがタイムリーを放ち、5対4と逆転に成功。1点のリードを死守して逆転勝利を収め、敗れたマリナーズは首位アストロズとのゲーム差が再び4.5に広がってしまった。 なお、レンジャーズはあすの第2戦にトミー・ジョン手術から復帰して今季初登板となるジェイコブ・デグロム、第3戦には故障者リストから復帰するマックス・シャーザーが先発する予定となっている。