『サマーウォーズ』公開15周年 健二&“夏希先輩”ら演じた若手キャストの現在
『時かけ』から続投の女優は19歳で38歳の肝っ玉母ちゃんを好演!
■ 仲里依紗 夏季の親戚の由美を演じていたのは、仲里依紗だった。公開当時19歳で、神木、桜庭と同世代の仲だったが、演じた由美は設定年齢38歳、3児を育てる肝っ玉母ちゃん。なお、仲は、細田監督が一躍注目を浴びることとなった映画『時をかける少女』でヒロインを演じていたことでも知られる。 そんな仲は本作以後も女優として活躍する一方、インスタグラムやYouTubeで見せる自然体の姿や、独特のファッションセンスが人気を呼んでおり、特に自ら編集を手掛けているというYouTubeは2024年7月現在登録者数200万人を越えている。2013年3月に俳優・中尾明慶との結婚を発表し、同年10月に第1子となる男児を出産。仲のYouTubeやインスタグラム上では、中尾が“きつねさん”、長男が“トカゲくん”という愛称で親しまれている。 ■ ちびっ子を演じていた子役たちはもう成人! 陣内家の子どもたち(栄のひ孫)を演じたキャストも、すでに成人している。陣内真緒を演じたのは当時10歳だった諸星すみれ。10代から声優を軸に活動している諸星は、2013年からはディズニー映画『シュガー・ラッシュ』シリーズでヒロイン・ヴァネロペを演じた。そのほかアニメ『東京喰種トーキョーグール』笛口雛実役、『文豪ストレイドッグス』泉鏡花役などを担当。2019年には『本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません』のオープニングテーマ「真っ白」を歌い、歌手デビューも果たしている。 諸星が演じた真緒の兄・陣内真悟を演じたのは今井悠貴だった。当時10歳。本作以後も子役として活動を続け、2019年には、菅田将暉が教師役を演じて大きな反響を呼んだドラマ『3年A組‐今から皆さんは、人質です‐』(日本テレビ系)に参加。2020年1月期のテレビ大阪・BSテレ東の連続ドラマ『ハイポジ 1986年、二度目の青春。』でテレビドラマ初主演を務めた。