吉田麻也「長崎県から愛知県に引っ越して…」プロサッカー選手を目指すきっかけとなった出来事を語る
吉田麻也がパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「吉田麻也の切り替えて行こう!」(毎週土曜9:30~9:55)。吉田麻也が“何があっても切り替えて行こう!”というDFならではのスローガンを掲げ、最新のニュースやリスナーからのメールに鋭く反応していく番組です! 4月6日(土)の放送では、吉田が“プロサッカー選手を目指した瞬間”について語っていました。
「元サッカー日本代表の大久保嘉人(おおくぼ・よしと)さんが、自身のSNSに長男がプロサッカー選手を目指して、スペインに出発する様子を撮影した動画とメッセージが投稿されていました」 吉田:“自分の娘が親元を離れることを想像できるか”と聞かれたら、まだできない今日この頃です。 僕は、小学校を卒業した12歳の春に(地元の)長崎県から愛知県に引っ越しました。当初は、従兄弟の家に居候する予定で、空港でみんなに見送ってもらい、MD(ミニディスク)で19(ジューク)の「果てのない道」という歌を聴いて感傷的になりながら飛行機がとびました……それで、ふとしたときに(携帯を見たら)お母さんから「従兄弟の家に住めなくなったけん、お兄ちゃんと2人で住むから」とのメッセージがあって“えっ!?”ってなって(笑)。 それから、名古屋グランパス(当時は名古屋グランパスエイト)の本拠地の近くにアパートを借り、兄と3年間2人暮らしをすることになるのですが、近くのイオンモール、当時はジャスコでしたね。そこで家具を買っていたときに、“これは1 年で帰るとか言えんな、プロにならんばいけん!”と、そこでプロになることを決心しました、それが僕の12歳の春です。 なので僕は、皆さんに“かわいい子には旅をさせよ!”と言いたいです。ただ、自分のことになると難しい……(笑)。例えば、娘が12歳や15歳になった頃に「夢に向かって進むために〇〇に行きたいから、もうパパとママと一緒に住めない」と言われたとしましょう。そこで吉田がどういう行動を取るか……それは一択です。(娘に)ついていきます! 12歳の娘も15歳の娘も、そのときしかないので、その一瞬一瞬をともに過ごすべきじゃないかと僕は思います。だから、そのときの職を放棄して、すべてを投げ捨てても娘についていきたいと思います。 (TOKYO FM「吉田麻也の切り替えて行こう!」4月6日(土)放送より)