高知ならではの食や文化、宴会文化の継承に取り組むNPO法人が濵田高知県知事を訪問し、お酒の飲み方のマナー向上を呼び掛ける「宴中八策（えんちゅうはっさく）」をまとめた冊子の完成を報告しました。 「酒国土佐人たるもの、自らの酒量をわきまえ、後輩らから憧れられる飲み方を心掛ける」 宴席での8つのマナーが記された「船中八策」ならぬ「宴中八策」です。 高知の食や文化の継承に取り組もうと今年1月に設立したNPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」が作成したもので、持ち歩きに便利な名刺サイズの冊子にまとめました。 10月9日、会のメンバーが濵田知事を訪問し、作成を報告。「世界一宴が楽しい酒国土佐」を目指して、配布を進めていくとPRしました。 「宴中八策」では、飲めない人に酒を強要したり宴席で誹謗中傷や暴力行為をしたりしないよう、 マナー向上を呼びかけています。 現在、冊子は5000部作成されていて、イベントなどを中心に署名用紙に署名した20歳以上の人に配られます。