静岡・富士宮市が世界第4位 「アジア太平洋地域の旅行者が注目する旅行先」その理由は…
富士宮焼きそば
富士宮市のご当地グルメ、「富士宮やきそば」です。 ブッキングドットコムによると、今年の旅行の傾向としてローカルな食文化に関心が高まっているといいます。 また、今まであまり旅行者が訪れていない、新たなエリアの観光がトレンドということです。 タイから(男性) 「タイからです。とってもおいしいです!タイではやきそばは人気の日本の食べ物なんだよ」 Qタイと日本のやきそばの違いは? 「削り節だよ。日本のやきそばはとても良いにおいだね。」 香港から(男性) 「香港から来ました。富士宮やきそばはとてもおいしいね。東京に行ったときにやきそばを食べたけど、油っこかったんだ。これは本当においしいね。油の加減がちょうどいい」 Q富士宮はどう? 「とても快適だよ。東京に行ったとき、たくさん人がいて、電車が複雑だったし、どこに行っても混んでいたんだ。ちょっと楽しめなかったかな。でもここは東京より人が少なくて、いろいろなところに歩いて行ける。」 こちらのお店ではアジアやヨーロッパを中心に多くの外国人観光客が訪れていて、国外からの客が2割ほどを占めています。 富士宮やきそばアンテナショップ 渡邉研介代表 「多い時には8割くらいが外国人のこともあって、ここが外国に来たみたいな感覚になることもある。もう富士宮やきそばというものができてから20何年か経っているが、だんだんこの地域から世界に広まってきたなと、とてもうれしく思う」
宿泊施設も
宿泊施設にも変化が・・・。 近年、外国人観光客から人気を集めているのは、普通のホテルではなく、より日本らしさを感じられるゲストハウスや古民家です。 能地 優アナウンサー 「和の空間が広がっていますね。」 ゴテン トモエ レジデンス 丹沢遼代表 「元々のこちらの民家のつくりの良さを殺さないように、とはいっても、新しいモダンな雰囲気を入れていくというところに非常にこだわった。」 こちらは築90年の古民家をリノベーションした一棟貸しの宿、「GOTEN TOMOE residence(ゴテン・トモエ・レジデンス)」。 こちらでは、宿泊客の8割が外国からだといいます。 ゴテン トモエ レジデンス 丹沢遼代表 「元々あるいろりや、日本の古来から使われているようなものを残しつつ、例えば上に富士山の写真が飾ってあったり、こういった天井のつくり、そこに合うような照明をインテリアとしてチョイスした。」 リビングの隣は、床の間のある寝室。 畳に布団を敷いて寝るという、昔ながらの日本の生活を体験することができます。 ゴテン トモエ レジデンス 丹沢遼代表 「日本に来る外国人旅行客は、日本らしさを旅行先に求めていると思う。一棟貸しなので、一般的なホテルのような部屋貸しの施設とは異なって、どちらかというと泊まる感覚より暮らすような疑似体験ができるというところが、日本に初めて来た方が日本で暮らすとこんな雰囲気なのかということが、肌身をもって感じていただけるのでは。」