マカオ治安警察局が市内各所で一斉取り締まり展開…違法両替従事などで男女15人検挙
マカオ治安警察局は8月2日、マカオ警察総局による指揮の下、マカオの良好な治安環境の保護・維持を目的とした大規模作戦「落雷2024」の展開を続ける中、同月1日から2日にかけて一斉取り締まりを実施したと発表。 今回の一斉取り締まりには治安警察局のマカオ警務庁、海島警務庁、交通庁、情報庁、特警隊及びその管轄下にある警察犬チームから78人が参加し、市内にある多くの賓館(簡易宿泊施設)、インターネットカフェ、バーに対するパトロールとマカオ半島の中区・北区、カジノを含む統合型リゾート(IR)施設が集積するコタイ地区のコタイストリップ一帯で職務質問を強化して臨んだほか、各所での交通検問を実施したとのこと。 期間中、計237人(男185人、女52人)に対する調査を行い、このうち男女15人について違法・違反が認められたため検挙し、関係部署へ身柄を引き渡し済みとした。違法・違反の内訳は、違法両替従事が13人(男7人、女6人)、違法販売行為が2人(いずれも男)。
交通検問については車両37台に対する調査を行い、違反は8件(運転中携帯電話使用4件、転回禁止違反2件、免許証有効期限切れ1件、無灯火1件)だったという。 同局では、今後もマカオの治安情勢の変化を注視し、状況に応じて臨機応変に対応策を調整し、各種違法行為の抑止及び取り締まりを実施することで、市民と旅客の生命と財産の安全保障、公共の安全と秩序の確保、マカオの良好な治安環境の保護に努めるとした。 このところ治安警察局、司法警察局、海關(税関)が連日市内各所で取り締まりを強化して臨んでおり、ほぼ毎日なんらかの違法・違反行為が摘発されている状況。