FC東京で好調維持、最終予選に向け荒木遼太郎がアピール誓う「楽しんで自分らしさを出す」「点を取れるように」
U-23日本代表のFW荒木遼太郎(FC東京)が、メディア取材に応じ、U-23ウクライナ代表戦へ意気込みを語った。 【写真】東京都のシルエットパターンを配置したFC東京の2024シーズン用ユニフォーム 22日に京都でU-23マリ代表と対戦したU-23日本代表。パリ・オリンピックへの出場が決定している相手に1-3で敗れていた。 翌日、試合会場の北九州へとチームは移動。試合会場の北九州スタジアムでトレーニングを行った。 22日の試合に先発出場した11名と、後半頭から出場した細谷真大、染野唯月はリカバリーを実施。荒木はフルメニューをこなした。 高校時代は東福岡高校で過ごしていたが「北九州はちょっとあまり思い入れはないです(笑)」と、福岡市とは違うため地元という感覚はないという荒木。ただ、熊本にいる家族は来るとのことで、「またゴールを決められたら良いなと思います」と、結果を残すことに意欲を示した。 マリ戦はベンチで見守っていたが「攻撃のところで後半は行き詰まったところがあったと思うので、自分が出て良い攻撃に繋げられたらと思います」とコメント。京都ではトレーニングを外れていたこともあったが、コンディションは「もう大丈夫」だという。 久々のパリ五輪世代での活動参加となった荒木。4月の最終予選に向けては1試合しか残されていない。「緊張とかはしたりせず、試合は楽しんで自分らしさを出していきたいと思います」とアピールについて語る中、クラブで結果を残していることを自身に攻撃面で違いを見せたいという。 「中盤でこの前は行き詰まっていたので、1人で打開できるぐらいのものを出せればもっともっと良い攻撃になっていたと思いますし、試合展開も変わっていたかなと思います」 「チームでゴールの感覚は良い感じでできていますし、その感覚も残っているので、次の試合で出せればと思います」 得点感覚が研ぎ澄まされている荒木。マリ戦ではフィニッシュの精度もチームの課題として残ったが、「ゴール前まで行けたりしたシーンは何回かあったので、最後の質は高めないとゴールは奪えないですし、そこも自分の武器だと思っているので、点を取れるようにしたいです」と意気込んだ。 また周りとの連係についても「このチームは比較的ビルドアップできる選手が多いので、ボールが入ってくれば問題ないかなと思います」とコメント。「ボールが入ってこなかったり、マンツーマンの対応はプロになってから経験しているのでわかっていますし、他のやり方でチームに貢献することも学んだので大丈夫だと思います」と、慣れていないチームでもしっかりプレーできると語った。
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