ジョージアがポルトガル破り歴史的16強 E組は劇的決着 EURO
【AFP＝時事】サッカー欧州選手権（UEFA Euro 2024）は26日、グループリーグの試合が行われ、グループFで初出場のジョージアは2-0でポルトガルを下して大会初白星を挙げ、歴史的な決勝トーナメント進出を果たした。他にトルコ、ベルギー、ルーマニア、スロバキアが突破を決め、ベスト16が出そろった。 【写真】初16強に歓喜のジョージア（その他全16枚） ジョージアは開始2分にクヴィチャ・クワラツヘリア（Khvicha Kvaratskhelia）のゴールで先制すると、後半開始早々には1点目をお膳立てしたゲオルゲス・ミカウターゼ（Georges Mikautadze）が今大会トップの3ゴール目となる追加点を挙げ、ポルトガルを破った。 すでに首位通過を決めていたポルトガルは前戦から先発を8人入れ替えて臨んだが、ジョージア守護神ギオルギ・ママルダシュビリ（Giorgi Mamardashvili）の好セーブに何度も止められ、フラストレーションのたまる一戦となった。欧州選手権最多の通算14ゴールを誇るクリスティアーノ・ロナウド（Cristiano Ronaldo）の今大会初ゴールもまたしてもお預けとなった。 組3位での通過となったジョージアは、決勝トーナメント1回戦で強豪スペインと激突する。ポルトガルはスロベニアと対戦する。 同組のもう1試合ではトルコが2-1でチェコを下し、グループ2位で決勝トーナメント進出を決めた。トルコは開始20分で退場者を出したチェコに対し、後半アディショナルタイムにジェンク・トスン（Cenk Tosun）が決勝点。ベスト16ではオーストリアと顔を合わせる。 グループEはルーマニアとスロバキアが1-1、ウクライナとベルギーが0-0でそれぞれ引き分け、全4チームが勝ち点4で並んだが、得失点差などでルーマニアが1位、ベルギーが2位、スロバキアが3位で突破した。ウクライナはルーマニアとのグループ初戦を0-3で落としたことが響いて得失点差で最下位となり、涙をのんだ。 決勝トーナメント1回戦ではルーマニアがオランダ、ベルギーがフランス、スロバキアがイングランドと対戦する。 首位通過のルーマニアは2000年大会以来となる24年ぶりの決勝トーナメント進出。この日はスロバキアに先制を許したが、ヤニス・ハジ（Ianis Hagi）が獲得したPKをラズバン・マリン（Razvan Marin）が決めて引き分けに持ち込んだ。【翻訳編集】 AFPBB News
