伊解説陣はドローでもミランを絶賛「アタランタが“らしくなかった”のはピオリの手腕」そのワケは?格下に大苦戦のナポリも分析! | セリエA
OBが見たナポリの格下とのドロー
今シーズン、3人目の指揮官となるフランチェスコ・カルツォーナが率いるナポリは、降格圏のカリアリと1-1で引き分け、公式戦4試合未勝利となった。ナポリOBのマルコリン氏が昨シーズンのセリエA王者を分析した。 「(マウリツィオ)サッリのプロトコールや選手全員を把握し、(ルチアーノ)スパレッティの魔法のシーズンのプロトコールも知っているはずのカルツォーナがやって来た。誰もが『ナポリはあのようなプレーをするはずだ』と考えていた」 「だがそうではなかった。ナポリは大苦戦し、前半はカリアリの方が良かった。それから後半はハイプレスを仕掛けたことで、(65分の得点シーンでジャコモ)ラスパドーリが(ヴィクター)オシムヘンにあのパスを送ることができた」 マルコリン氏は、後半アディショナルタイムのナポリの失点も解説した。 「理論的には、センターバック3人とGKがいて数的有利にあったはずだが、誰もコミュニケーションを取っていない。ミスを犯したのはフアン・ジェズスだ。先にボールを触らず、振り返った時には(ジト)ルヴンボがゴールを決めようとしていた。これは(アミル)ラフマニ、フアン・ジェズス、メレトの3人全員のコミュニケーション不足だ」
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