慣れない“都心の積雪”で……滑りやすいのは「白線」「車の出入口」 寒い日はエアコントラブルに注意【#みんなのギモン】
■車の運転に迫られる場合に備えたい物
富田委員 「これから帰宅という方は、最新情報に注意してほしいと思いますし、6日の通勤・通学時間帯も引き続き警戒が必要です」 「5日夜から 6日朝にかけての影響が大きいとみられていますが、通院やお子さんの送り迎えなど、どうしても外に出ないといけないという人もいるかもしれません。やむを得ず車を利用する場合は、次のような準備をしていただきたいと思います」 「国交省関東地方整備局ホームページによると、まずはタイヤチェーンです。スタッドレスタイヤを装着していてもスリップして上れない坂などでは必要となります。万一の立ち往生に備えて、携帯電話はもちろん、懐中電灯も準備すると良さそうです」 「また、スコップや手袋、ブースターケーブルや停止掲示板、けん引ロープを積んでおくといいということです。そして、急ブレーキ・急ハンドルは絶対に控えてほしいとのことです」 河出奈都美アナウンサー 「私の家族でも祖父母の病院の送り迎えがあるので、予定をずらせればいいのですが、どうしてもずらせない時はありますよね。スコップだったりロープだったり、普段なかなか積んでいない物をきちんと確認するようにしたいなと思います」
■雪道での自転車運転は非常に危険
富田委員 「自転車の場合、『今朝駅まで乗ってきたけど、帰りどうしよう』という人もいると思います。自転車専門店のサイクルベースあさひによると、乗らずに押して歩いてほしいということです。雪道の運転は非常に危険です」 「前や後ろにお子さんを乗せて押すことも避けた方が良いといいます。自転車を押してお子さんと歩くのは本当に大変だと思いますが、ゆっくりと進んでもらいたいです」 「その上で、自転車を押している時も急ブレーキ・急ハンドルは転倒の恐れがあるため控えてほしいといいます。進む時も止まる時も、ゆっくりを心がけましょう」
■歩行者が滑りやすい場所をチェック
富田委員 「そして、歩く場所にも注意が必要です。東京都ホームページによると、白線の上やマンホールの上などは滑りやすいですし、坂道も滑って転びやすくて危険です」 「さらに、駐車場の出入口やガソリンスタンドなど、車の出入りがある歩道、タクシーやバスの乗り場は人や車に雪が踏み固められて滑りやすくなるので注意が必要です」 刈川くるみキャスター 「積雪していると、どこに白線があってどこにマンホールがあるか目視できない可能性もあるので、不安な道は避けたり、手すりを使ったりして安全に歩きたいと思います」