【自民党総裁選】候補者9人が石川県で討論会 決選投票や女性議員数で討論
日テレNEWS NNN
史上最多の9人が立候補した自民党総裁選挙。16日は石川県で候補者討論会が行われました。 討論会では地方議員から、決選投票になると地方の党員票の割合が減ってしまう点について質問が出ました。 高市経済安保相「全党員を対象に決選投票、デジタルでやるということになりますと、それは反対です。サイバーアタック、要は結果の変更、こういった懸念がございます。将来の検討課題だと思っております」 小林前経済安保相「(地方・党員の声を)できる限り反映させていく方向でシステムを作っていくというのがベースになると思います。来年の党大会までに結論を出すということを明言しておりますので、そういう時間軸で改革を進めていきたいと思います」 小泉元環境相「(総裁選は)デジタル化を進めて、時間がないから国会議員だけで選ばなきゃいけないというところではなく、デジタル化で対応できるような形に変えていって、同じ重みを持つ、そういった形にしていくのが望ましいのではないか」 河野デジタル相「党員による自民党の決選投票、これは当然にオンライン投票をやるべきだと思います。ただのオンライン投票ではなくて、マイナンバーカードを使ったオンライン投票、これをぜひやりたい」 石破元幹事長「年に1回の党大会で総裁公選規程を変えなきゃダメなんです。全国の幹事長、青年局長、女性局長、連名でその提起をする、そうしない限り変わらない」 会場からは、女性議員の数をどのように増やしていくかについても質問が上がりました。 林官房長官「働き方改革を政治の世界にも入れて、リモートですとか色んな仕組みを作って、男の人でも女の人でも十分に仕事ができる体制を作ってまいりたい」 上川外相「男性も女性も育児に参加をし、両立ができる社会をつくる。女性の活躍なくして日本の将来はない、こうした動きを作っていくことがリーダーの大きな役割だと思っております」 加藤元官房長官「育児や介護、これは男女共にでありますけれども、それを支援をしていただける仕組み、そうした方を雇う場合に補助する仕組み、こういったことをきちっとする事によって、皆さんが働ける環境を作ります」 茂木幹事長「(新人の)女性の支部長も含めて、その身の周りというか、いろんな相談に乗れるメンター制度を作る。2つ目がハラスメント窓口。毅然とした対応をとるということが重要だと思っています」 自民党の総裁選は今月27日に投開票が行われます。