スロースタートを克服したムナールが初戦にストレート勝利 [ハッサン2世グランプリ／テニス]

写真は2023年ロレックス・モンテカルロ・マスターズ（モナコ・モンテカルロ）でのジャウメ・ムナール（スペイン）（Getty Images）

　ATPツアー公式戦「ハッサン2世グランプリ」（ATP250／モロッコ・マラケシュ／4月1～7日／賞金総額65万1865ユーロ／クレーコート）の男子シングルス1回戦で、ジャウメ・ムナール（スペイン）がルカ・バン アッシュ（フランス）を7-6(3) 6-2で倒して3大会ぶりの勝ち星を挙げた。 ～ハッサン2世グランプリで初戦を突破したムナール選手～ 　2-5から挽回する過程で3つのセットポイントをセーブしたムナールはタイブレークの末に第1セットを先取し、第2セットで相手のサービスゲームを2度破って1時間50分で勝利を決めた。両者は1月にオークランドの予選で一度顔を合わせており、バン アッシュが3-6 7-6(5) 6-2で勝っていた。 「まず第一に、ルカとの対戦はいつだって非常に難しい。彼はとてもいい選手で才能がある。僕はコートで自分のスペースを見つけることができなかった。スタートで少し出遅れたけど1ポイントごとに粘り強く食らいつき、ブレークバックして4-5としたあとはレベルを上げることができたと思う」とムナールは試合を振り返った。 　ムナールは次のラウンドで、第6シードのアレクサンダー・シェフチェンコ（カザフスタン）とマッテオ・ベレッティーニ（イタリア）の勝者と対戦する。 　そのほかの試合では第7シードのマリアーノ・ナボーネ（アルゼンチン）がワイルドカード（主催者推薦枠）で出場したアジズ・ドーガズ（チュニジア）を6-3 6-2で退け、パベル・コトフ（ロシア）はワイルドカードを得て参戦したエリオット・ベンシェトリ（モロッコ）を7-5 6-3で下してそれぞれ2回戦に駒を進めた。