鎌田大地ら退団のラツィオ、グリーンウッド獲得に強い関心か…ユヴェントスらとの争奪戦へ
ラツィオは、マンチェスター・ユナイテッドFWメイソン・グリーンウッドの獲得に「強い関心」を示しているようだ。 鎌田大地、田中碧らの去就はいかに?日本代表選手移籍情報まとめ 2019年にマンチェスター・Uでトップチームデビューを果たし、公式戦129試合で35ゴールを奪うなど将来を嘱望されたグリーンウッド。しかし、昨年1月に恋人に対する暴行疑惑などで逮捕・起訴されると、クラブから活動停止処分を下されることに。最終的に起訴は取り下げられたが、今季はレンタルの形でヘタフェへと移籍していた。 そして移籍先のヘタフェでラ・リーガ33試合に出場、8ゴール6アシストと印象的な活躍を披露したグリーンウッド。ヘタフェへの完全移籍はなく、今夏の移籍市場で大きな注目を集めることに。移籍専門記者ジャンルカ・ディ・マルツィオ氏などは、ユヴェントスが個人合意に達したことなども伝えている。 しかし、グリーンウッドの移籍を巡り争奪戦に発展することになるかもしれない。『The Athletic』によると、ラツィオも「強い関心」を示している模様。前述のユヴェントスに加えてナポリ、さらにブンデスリーガやラ・リーガのクラブも状況を注視しているという。また、ヘタフェはもう1年のレンタル移籍を狙っているようだ。 一方でマンチェスター・U側は、2025年6月まで契約を残すグリーンウッドの完全移籍での放出を望んでいるとのこと。評価額は現時点で不明だが、ラツィオが現オーナーの下で支払った移籍金最高額はベダト・ムリキ(2020年)の2100万ユーロ(約36億円)となっている。 シーズン終了後に鎌田大地、ルイス・アルベルト、フェリペ・アンデルソンらが退団、イゴール・トゥドール前監督も退任したラツィオ。大きく体制が変わる中で、グリーンウッド争奪戦を制すことができるのだろうか。