初夏の名物、郷土食のほお葉巻き作りに児童挑戦 「あんこおいしかった」
長野県木曽郡木曽町の三岳小学校1、2年生7人が21日、木曽谷の初夏の名物「ほお葉巻き」作りをした。地域に伝わる郷土食を知ろうと恒例の取り組み。児童は三岳シニアクラブ女性部の6人に教わり、その場で味わった。 【写真】ほお葉巻きに使われるホオノキの葉
子どもたちは米粉や小麦粉の生地に、つぶあんを入れ、両手で丸めて団子にした。自分たちで取ってきたホオノキの葉で包み、いぐさのひもで結んだ。20分ほどで蒸し上がると「甘くていい匂いがする」と喜んだ。 児童1人につき7個作り、1個はその場で味わい、残りは自宅へ持って帰った。1年生の渡辺結衣さん(6)はぺろりと平らげると「あんこがおいしかった。家族や、ばば、じじにあげたい」と話していた。