英国アカデミー賞が発表『オッペンハイマー』が最多受賞 『君たちはどう生きるか』がアニメ映画賞に輝く
現地時間2月18日(日)に英国アカデミー賞授賞式が開催された。主催する英国映画テレビ芸術アカデミー(BAFTA)の会長を務めるウィリアム皇太子も出席した。 【写真】豪華絢爛! 英国アカデミー賞(BAFTA)2024のベストドレッサー
今年賞を席巻したのはクリストファー・ノーラン監督の『オッペンハイマー』。監督賞や作品賞など7つの賞を獲得した。
作品賞のプレゼンターとしてパーキンソン病と闘うマイケル・J・フォックスがステージに登場。会場に集まったセレブたちの大きな拍手を浴びた。
またヨルゴス・ランティモス監督とエマ・ストーンがタッグを組んだ『哀れなるものたち』も5つの賞に輝いた。アニメ映画賞は宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか』が授賞した。 残念な結果に終わったのがブラッドリー・クーパーの『マエストロ:その音楽と愛と』。8ノミネートされていたが授賞は叶わなかった。またマーゴット・ロビーの大ヒット作『バービー』、刺激的なシーンで話題の『Saltburn』も5ノミネートを果たしたが無冠に終わっている。 主な結果は以下の通り。(★が授賞作、他は候補作)
英国作品賞
★『関心領域』 『異人たち』 『How To Have Sex(原題)』 『ナポレオン』 『オールド・オーク』 『哀れなるものたち』 『ライ・レーン』 『Saltburn』 『Scrapper(原題)』 『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』
監督賞
★クリストファー・ノーラン 『オッペンハイマー』 アンドリュー・ヘイ 『異人たち』 ジュスティーヌ・トリエ 『落下の解剖学』 アレクサンダー・ペイン 『ホールドオーバーズ』 ブラッドリー・クーパー 『マエストロ:その音楽と愛と』 ジョナサン・グレイザー 『関心領域』