リアルなオブジェでファンの心を鷲掴み！

ロト三部作と呼ばれる初期の「ドラクエ」でお馴染み。勇者ロトの装備。

　国内最大級のゲーム展示イベント「東京ゲームショウ2024」（2024年9月26日～9月29日開催）のビジネスデイにて、スクウェア・エニックスを取材しました。『ファイナルファンタジーXIV』『ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブン』『ファイナルファンタジー14』『ファンタジアン ネオ ディメンション』など、多彩なタイトルの体験コーナーがありました。 【画像】えっ、迫力すご！ スクエニブースの展示を見る（5枚）

『ファンタジアン ネオ ディメンション』の豪華客船「ウズラ号」。甲板にプールが！

「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」という日本のRPGを代表する2大シリーズを擁するスクウェア・エニックス（以下、スクエニ）。「東京ゲームショウ2024」では、新作の試遊ブースと合わせて、ゲームの世界をリアルに持ってきたかのようなハイクオリティなオブジェが展示されていました。 　同ブースで特に長蛇の行列となっていたのは、世界初公開となる新たな『ドラゴンクエスト III そして伝説へ…』（2024年11月14日発売）に代表される試遊ブースです。 「東京ゲームショウ2024」会場である幕張メッセの最寄り駅「海浜幕張駅」のホームの階段には「ドラクエ」のポスターがズラりと並んでいます。電車で会場を訪れたファンは入場前からワクワクした気分になったことでしょう。スクエニブースでは懐かしくも新しい「ドラクエ」に多くの人が夢中になっていました。

　また「ドラクエ」と同じくリメイク作である『ロマンシング・サガ2 リベンジオブザセブン』（2024年10月24日発予定）の皇帝の玉座のフォトスポットも大人気でした。プレイヤーは伝承法で力を受け継ぐバレンヌ帝国の皇帝となって、七英雄を撃破し世界に平和を取り戻します。スクエニブブースでは、まるでゲームで操作していた皇帝が鎮座していたような玉座に腰かけて撮影できるのです。 「ドラゴンクエスト」関係の展示は多く、実物大のロトの兜、ロトの鎧、ロトの盾、ロトの剣がセットで展示されている一角もあります。特徴的なブルーの色みや赤い房飾り、金の縁取り、鎧の留め金具までもがしっかりと再現されており、こちらもプレイヤーが思い描いていたようなクオリティです。また肉襦袢と頭巾を身につけた「カンダタ」との撮影スポットもありました。 　2024年12月24日発売予定の『ファンタジアン ネオ ディメンション』からは、豪華客船「ウズラ号」のジオラマが展示されています。極めて精緻に作られており、窓や手すりまでしっかりと再現されていました。実在する船のスケールモデルのようです。 　他にも多くのグッズが展示されており、ロトの紋章入りのマグカップやぽち袋などが目を引きます。やはり初期の「ドラクエ」を代表するロトのシリーズは深いブルーとゴールドの組み合わせが魅力的です。 　スクウェア・エニックスのブースは想像力で補っていたゲームの世界を、リアルに再現してくれる貴重な展示がそろっていました。