「焼肉とーぐら」店長の万金さん（左）とバイトリーダーの中尾さん（右）

　与論島の焼き肉店「焼肉とーぐら」（与論町茶花）が4月1日、リニューアルオープンした。（奄美群島南三島経済新聞） 【写真】ネギ塩たん（左下）、絶品ユッケ（右下）、サーロインのすき焼き風（奥） 　同店は3年ほど前に人手不足もあり閉店した店を受け継ぎ、大阪の焼き肉店で修業した経験のある万金歩夢さんが店長を務める。 　万金さんは「大阪の焼き肉店を退職したタイミングで、縁あって与論在住の方から話をもらった。自分の経験を生かしながら、島に住んでいる方や訪れる方の心に残る味を提供したいと思って決断した」と振り返る。 　店内はテーブル4卓のみで営業。以前より席数を減らし、「ゆったりとくつろげる空間を目指す」という。メニューは沖縄県産和牛を中心に展開。大阪で修業した万金さん独自の味付けで提供する。中でも、ネギ塩たん（1,590円）、特選ハラミ（2,090円）が「お薦め」だという。 　万金さんは「島のお客さまには特別な日に選んでもらえるサービスを提供できる店にしていきたい。観光のお客さまには、与論に来た際には『また来たい』と、時がたって思い出してもらえるような場所になれれば」と意気込む。 　営業時間は、11時～16時、17時～24時。