なにわ男子・大橋和也、「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」で小学校教師役に挑む 「映画のオファーきた!」とガッツポーズ
「なにわ男子」の大橋和也が、天海祐希主演で人気児童小説シリーズを実写映画化する「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」に小学校教師役で出演することがわかった。大橋はグループ結成後、映画初出演となる。黒髪の短髪姿を写したキャラクタービジュアルと場面写真がお披露目された。 【フォトギャラリー】紅子役の天海祐希と大橋和也をとらえた場面写真 「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」シリーズ(作:廣嶋玲子 絵:jyajya/偕成社刊)は、老若男女、幸運な人だけが辿り着ける不思議な駄菓子屋“銭天堂”を舞台に、願いが叶う「ふしぎ駄菓子」を買った人々の顛末を描く物語。2013年の小説刊行から人気を博し、4月からはシリーズ新章がスタート。アニメ、舞台、ゲームなど様々なメディアミックスを展開し、世界累計発行部数は850万部を突破している。 幸運なお客様しか訪れることができない“銭天堂”に売られているのは、どんな願いでも叶えることのできる「ふしぎ駄菓子」たち。店主を務めるのは、色とりどりのガラス玉のかんざしで結いあげた真っ白い髪に、真っ赤な口紅と古銭柄の赤紫色の着物を着た、年齢不詳の紅子(べにこ)。紅子は、福引用の抽選器をまわして出た硬貨1枚と引き換えに、悩みを持つお客様が望むお菓子を売っている。 映画版では、天海が3時間超えの特殊メイクで紅子役に挑み、「リング」「スマホを落としただけなのに」シリーズを手掛けた中田秀夫監督がメガホンをとった。脚本は、「聲の形」「映画すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ」の吉田玲子が担当した。 大橋が挑戦するのは、映画オリジナルキャラクターの新米教師・等々力小太郎(とどろき・こたろう)。15年ぶりに生まれ故郷に舞い戻り、母校のわかば南小学校で5年生の担任を務めることになり、内向的な性格で自信が持てないながらも、生徒に悟られないよう気丈に振る舞う役どころだ。20歳を超えてから大きく髪型を変えたことがないという大橋だが、初の教師役に挑むにあたり、黒髪の短髪にチェンジ。等身大の教師を初々しく演じた。 本日8月9日に27歳の誕生日を迎えた大橋は、「このお話を聞いた時、『映画のオファーきた!」ってガッツポーズしましたね。とても嬉しかったです」と喜びを露わにする。そして、「僕が演じる等々力小太郎はあまり自信がないけど、でも生徒を助けたい想いがあって、僕も自信はないけどファンのみんなを喜ばせたい、と通ずるものがありました」とコメントを寄せた。 大橋と初共演した天海は、「礼儀もきちんとされていて、本当に腰が低くて清々しく、心が洗われるような方だなと思いました。でも時には、私が遊んでいると一緒にのってきてくれるのでありがたかったですね」と絶賛。 プロデューサーの今安玲子氏は、「大橋和也さんの太陽のような明るさとその中に感じさせる繊細さがこの役にピッタリだと思い、オファーしました」と話し、「本番前に『お願いします!』と大きな声を出して、その実直な姿勢が役とも重なって、大橋さんにしかできない小太郎としてこの映画を照らしてくれています」と太鼓判を押した。 場面写真には、大橋演じる小太郎が教室で生徒たちと楽しそうに話す場面や、“銭天堂”で紅子と向かい合う姿がとらえられている。 「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」は12月13日公開。大橋と天海、今安プロデューサーのコメント全文は以下の通り。 【大橋和也】 このお話を聞いた時、「映画のオファーきた!」ってガッツポーズしましたね。とても嬉しかったです。 僕が演じる等々力小太郎はあまり自信がないけど、でも生徒を助けたい想いがあって、僕も自信はないけどファンのみんなを喜ばせたい、と通ずるものがありました。 今回初めて天海祐希さんとご一緒できて最初はとても緊張したんですけど、いつも気さくに喋りかけてくださって、同じシーンの撮影で一発OKになった時はハイタッチして変なダンス踊ったりしてました(笑)。でもお芝居になると凄い迫力で惹き込まれてしまいましたね。 この映画は、子供から大人の方まで人情だったり恋愛だったりジーンとくるものがたくさん伝わると思うので、皆さんがどう感じたか感想をお待ちしております! 観てね!! 【天海祐希】 礼儀もきちんとされていて、すごくしっかりされている印象でした。こんなにたくさんの方が応援しているアイドルなのに、本当に腰が低くて「ありがとうございます!」って必ずどんなスタッフにも仰るので、とても清々しく、心が洗われるような方だなと思いました。でも時には、私が遊んでいると一緒にのってきてくれるのでありがたかったですね。 【今安玲子プロデューサー】 大橋和也さんの太陽のような明るさとその中に感じさせる繊細さがこの役にピッタリだと思い、オファーしました。撮影の合間は、持ち前の素直さで現場との距離を一瞬で縮めて皆を笑顔にしたと思ったら、本番が始まると、天海さんをはじめとするキャストの皆さん、中田監督に真摯に積極的に芝居について質問されていて、オンとオフの佇まいが魅力的でした。 本番前に「お願いします!」と大きな声を出して、いつの間にか皆の意識をまとめてくれていたのも印象的でした。その実直な姿勢が役とも重なって、大橋さんにしかできない小太郎としてこの映画を照らしてくれています。 まだ詳しくは言えませんが、物語の鍵を握る人物として、映画を観た皆様のこともあたたかく照らしてくれる、そんなストーリーも待っています。ご期待ください。