今季からニューカッスルでプレーしているホール [写真]=Getty Images

　チェルシーからのレンタル移籍でニューカッスルに所属しているU－20イングランド代表DFルイス・ホールは、来シーズン以降もニューカッスルでプレーすることが決定的になったようだ。13日、イギリスメディア『talkSPORT』が伝えている。 【ハイライト動画】ニューカッスルvsトッテナム 　現在19歳のホールはU－8からチェルシーに在籍し、2022年1月にトップチームデビューを果たした。昨シーズンはリーグ戦9試合に出場していたが、昨夏に条件次第で買い取り義務が発生する契約が付随するレンタル移籍でニューカッスルに加入した。今シーズンはここまで公式戦16試合出場で1ゴールを記録している。 　出場機会があまり多くない状況から今夏にはチェルシーに戻される可能性も指摘されていたホールだが、ニューカッスルは13日に行われたプレミアリーグ第33節のトッテナム戦に4－0で勝利したことにより、今シーズンのリーグ戦を14位以下で終える可能性がなくなった。 　これにより、ホールは15位以上でシーズンを終えた場合には買い取り義務が発生する契約だったことから、ニューカッスルは移籍金2800万ポンド（約54億円）をチェルシーに支払うことが決定的になったという。 　なお、プレミアリーグが定めた収益と持続可能性に関する規則（PSR）に従うために資金調達の必要性が指摘されているチェルシーにとって、下部組織出身のホールの移籍金収入がほぼ確定したことは朗報となりそうだ。