町田新加入MF白崎凌兵が初先発「もっとよくなる感覚はある」黒田監督も高評価
[8.11 J1第26節 町田0-1湘南 Gスタ] 初優勝へ向けた積極的な補強を行った今夏のFC町田ゼルビアで、MF白崎凌兵も注目の一人だ。これまでJ1、J2通算300試合出場を超えるキャリアを誇る31歳が、優勝へのラストピースになるべく加わった。 【写真】「可愛すぎて悶絶」「金メダル」「新しいジャケ写かと」大物歌手が日本代表ユニ姿を披露 追加登録されてすぐの前節・C大阪戦は途中からの出場となったが、本拠地デビューとなったこの日は、ボランチの一角として先発メンバーに名を連ねて、後半36分まで出場した。 チームを勝利に導けなかったことで、「結果を残したい思いはあったので、そこに関しては残念」と肩を落としたが、2シーズンぶりとなるJ1でのプレーに改めて刺激を受けている様子。「ずっとやっていたけど、改めていいなと思いましたし、個々のクオリティやスピード感、自分自身楽しんでプレーできている。ここでもっともっと結果を出していかないといけないなと思います」と気を引き締める。 黒田剛監督も新たなバリエーションが加わったことに手ごたえを感じているようだ。「今日は本当によくやってくれた。チームに来て間もないが、足元の技術、競り合いにも優位性があった。今までいたボランチと違う形のスキルが出せる。もう少しなじんでくるとよくなってくると思う」と高評価とともに更なる期待を寄せた。 そして何より白崎自身が、町田のサッカーとの融合に好感触を持っている。「(町田のサッカーは)自分たちの強みがはっきりしている。そこにもう少し上積みがあればもっとよくなるなというところは感覚的にある」とすると、「そこの強みを(自分が)出せれば、もっともっとよくなるなという感覚があります」と頷いていた。