仲野太賀、初の旅本をアピール「今後もいろんな国に行き、将来は映画化したい」
俳優、仲野太賀(31)がこのほど、東京都内で自身初の旅本「MIDNIGHT PIZZA CLUB 1st BLAZE LANGTANG VALLEY」(12日発売、税込み2750円)の取材会をテレビディレクター、上出遼平氏や写真家、阿部裕介氏と行った。 個々に親交のあった3人は昨年12月、米ニューヨークにある上出氏の自宅で初めて勢ぞろい。三日三晩を過ごし、深夜にピザを食べながら旅サークル「MIDNIGHT PIZZA CLUB」を結成した。 活動第1弾として今年2、3月にネパールの秘境ランタン谷へ。旅本では標高4773メートルのキャンジン・リーに登頂した様子などを写真や文章で伝えている。 仲野は「仕事の感覚は皆無。いわゆるタレント本ではなく、僕らなりの『地球の歩き方』を作った。旅のバイブルになれば」とアピール。現地ではホットシャワーが冷たいなど過酷な環境で、「阿部さんが野原だと思ってダイブしたらヤクの肥だめで、クソまみれになった」と暴露した。 阿部氏は「次の旅では菅田将暉を撮りたい」と〝復讐(ふくしゅう)〟。仲野は動じずに「(阿部氏の名前が)弱いから無理でしょ」と返り討ちにして笑わせた。 旅本は今後も刊行予定。第2弾は既に米国東部のジョージア州からメイン州まで14州にわたり約3500キロ伸びるアパラチアン・トレイルに行き、第3弾は来年元日に旅立つという(行き先は後日発表)。 上出氏は「われわれに共通するのは『フットワークの軽さ』と『計画性のなさ』」と苦笑い。阿部氏は「2つ先の行き先は決めず、目的地やゴールもない」と明かした。 仲野は「僕は海に行きたいけど、どんどん辛い方に行くことになる」とボヤき気味。それでも「ピザはどの国でも食べられる。今後もいろんな国に行き、将来は映画化したい」と壮大な夢を掲げた。