“大社旋風”再来ならず エース馬庭は6回途中7失点で無念のKO 進路は大学進学を明言
「佐賀国民スポーツ大会・高校野球・1回戦、明徳義塾7-4大社」(6日、さがみどりの森球場) 今夏の甲子園で93年ぶり8強入りを果たした大社は初戦で敗れた。 エース左腕・馬庭優太投手(3年)が先発し、5回2/3を11安打7失点を喫した。降板後は右翼守備に就いて再び登板する機会は残したが、出番はなかった。 三回には2死一、二塁でプロ志望届も提出している藤原佑外野手(3年)が二走でけん制を受ける間の相手のミスに乗じて快足を飛ばし、一気に先制のホームに帰還。一時最大6点差の開いたリードを3点差まで追い詰める粘りを見せたが、及ばなかった。 馬庭は進路について大学進学を明言。「(プロ志望届の提出を)考えたというか、もともと自分のレベルじゃ通用しない。自分を磨くために大学を選びました」と話した。