草彅剛、「こんなに長く愛された作品は、僕の人生でもなかった」 映画『ミッドナイトスワン』 服部樹咲と4年ぶり再会「ぼくより背が高くなったね」
草彅剛(49)が主演し、公開から185週にわたってロングラン上映を続けてきた映画「ミッドナイトスワン」が26日、東京・TOHOシネマズ日比谷で最終上映を迎え、草彅や共演の服部樹咲(17)、内田英治監督が御礼の舞台あいさつに登壇した。 映画は、草彅演じるトランスジェンダーの主人公・凪沙と親から愛されることなく育った少女(服部)の心の交流を描いたストーリー。2020年9月25日に全国公開され、以降は毎週水曜日にTOHOシネマズ日比谷での上映が続き、今月26日までに邦画史上最長となる185週上映を記録した。興行収入は9億円に達した。 撮影から5年。同作でジェンダー役に初挑戦、ブルーリボン賞主演男優賞などを手にした草彅は舞台あいさつで「こんなに長く愛された作品は、僕の人生でもなかったです。この作品があって、最高のいまの自分がいます。今日まで愛してくれてありがとう!」などと万感の思いを込めて感謝を伝えた。 この日は、服部との4年ぶりの再会に。当時は中学1年生、現在は高校3年生になった服部を横に、草彅は「ぼくより背が高くなったね。大人になってうれしいよ。スワンのように世界に羽ばたいて!」とエールも送っていた。
中日スポーツ