菊池雄星投手が立会い調印式「女子野球タウン」に岩手・花巻市 東北の自治体では初
岩手めんこいテレビ
岩手県花巻市は女子野球を通じて地域振興などを進める「女子野球タウン」に東北で初めて認定され、1月9日に調印式が行われました。 花巻東高校出身の菊池雄星投手が立ち合い人として登場し会場を盛り上げました。 9日、菊池雄星投手がプロデュースした複合野球施設「King of the Hill」で行われた「女子野球タウン」調印式には、菊池投手が立会人として登場しました。 式には菊池投手の母校・花巻東高校の女子硬式野球部員など約140人が出席。 花巻市の上田東一市長と全日本女子野球連盟の山田博子会長が協定書を交わしました。 「女子野球タウン」は、女子野球がしやすい球場の整備など一定の条件を満たした自治体が認定され、女子日本代表の合宿地の候補になるなどスポーツ振興に期待が持たれています。 2024年の11月に連盟に認定されたもので東北の自治体では初となります。 花巻東女子野球部の活躍や市内で女子野球の全国大会が開かれていることなどが評価されたということです。 花巻市 上田東一市長 「市の発展あるいは企業の発展にも結びつくことを期待している」 全日本女子野球連盟 山田博子会長 「花巻市とどんな女子野球タウンを描いていくか楽しみで仕方がない」 また9日は菊池投手らが女子野球について語るトークセッションも行われました。 全日本女子野球連盟 山田博子会長 「女子野球部をつくると人が集まるということもあり創部が相次いでいる」 エンゼルス(花巻東高校出身) 菊池雄星投手 「野球教室に行くと女子野球選手というか、少女が野球をする人数が毎年増えていると感じる。(女子野球の)盛り上がりを感じる」 花巻東女子野球部は市が女子野球タウンに認定されたことで決意を新たにしています。 花巻東女子硬式野球部 小松ななみ主将(2年) 「女子野球の発展のためにも自分たちが先頭に立っていきたいと改めて感じた」 市は今後、球場の女性用トイレの整備などを進め、国際大会を誘致したいとしています。
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