清原には並べなかったベイのドラ1に清原が「ナイスバッティング」
◆JERA セ・リーグ 阪神1×―0DeNA(21日・甲子園) DeNA・度会の勢いが止まらない。両軍無得点の6回1死から西勇の投じた133キロのスライダーを左前へはじき返し、今季6度目の猛打賞。ベンチの仲間に向かって拳を突き上げ「バッティングはいい感じでできた」と声を弾ませた。1軍に再昇格した11日のロッテ戦(ZOZO)からは7戦連続安打となった。 16日の西武戦(ベルーナD)では6戦連続で適時打を放ち、球団の新人記録を塗り替えた。86年の西武・清原和博に並ぶ7戦連続適時打は達成できなかったが、解説で球場に訪れていた清原氏からは「良かったんじゃないですかね。ナイスバッティングでした」とたたえられた。 横浜高時代は1年夏、2年春に甲子園の土を踏んだ。「清原さんは甲子園の申し子で知らない人はいない。僕もそんな選手になれるように。チームが勝つ、優勝するために活躍できたら」と決意を込めていた。チームは今季初のサヨナラ負けで連勝が7で止まった。勝率は5割に後退したが、勝利数で巨人を1つ上回り、3位浮上。度会のバットが、チームをさらに押し上げる。(内藤 菜月)
報知新聞社