4人組バンド・緑黄色社会「偶然から生まれた」 バンド名誕生には野菜ジュースが関係
■「私たちらしい」 グループを野菜に例えたら『ブロッコリー』
――もし、グループ全体を野菜に例えるとしたら、どんな野菜ですか? 長屋:ブロッコリーですね。さっきも言ったマスコットキャラクターの名前も『ブロッコリー』だし、よくX(旧ツイッター)とかでも、ファンの方たちがブロッコリーの絵文字で「緑黄色社会のファンだよ」って表してくれていたりとか、あとブロッコリーは緑黄色野菜なので、私たちらしいかなと思います。 ――この前、ブロッコリーが『指定野菜』に追加されるというニュースがありましたよね? 長屋:そうなんですよ! あのニュース見た瞬間うれしくて、私たちが何したわけではないんですけど(笑) 小林:農家でもないし、でもなんか認められた気がした。 長屋:そう。すごくうれしかったです。 ――栄養価が高いなどの面でも、いい野菜ですよね。 長屋:そうなんですよ。見た目もポップだったりとかもするし、栄養価も高いしということで、悪い所なくない? みたいな。 穴見:何にでも入れられますし、塩だけで食べてもおいしいからね。
■もうすぐ新生活がスタート 不安を抱える人へアドバイス
――新生活を迎える方々へアドバイスをお願いします。 小林:一人暮らしとか始める方も多いと思いますけど、料理しなくなったりするじゃないですか? そうすると、自分ではサラダを用意しないということになってくると思うので、野菜はたくさん摂取してもらいたいなと思います。僕さっき、(イベントで)ベジチェックやったんですけど、メンバーの中で一番低かったので、ちょっといまだに悔しくて。そういう思いをみなさんにはしてほしくないと思います。 穴見:そこなんや。野菜なんや。 小林:みんながベジチェックを5年後とかにする前提でしゃべっているから、積み重ねなので日々の。 ――普段から野菜をとろうと意識しているんですか? 小林:最近ちょっと意識していなかったなという反省ですね。 長屋:私自身が結構そうなんですけど、新しい事を始める時ってワクワクもあるんですけど、怖い気持ち、不安な気持ちっていうのが大きくなってしまいがちだと思うんです。私も「失敗してしまうくらいだったら、やらない方がいいんじゃないか」と思うことも実際に多い。だけどいろいろな事を経験して思ったのが、その瞬間は怖いんですけど、飛び越えた先にはうれしいものがたくさんあって。大人になればなるほど、失敗を笑うような人たちっていなくなるなって思うんです。なのでおそれずに、いろいろな事を挑戦していってほしいなと思います。 穴見:新生活といっても最初の1、2か月で決まるわけじゃないし、僕からすると新曲を作る度に新生活みたいなもので。そこだけきばってもしょうがないというか、いつも通りのニュアンスでいけば、良いんじゃないかなと思います。頑張ってほしいです。 peppe:私がメンバーに出会ったのも高校生の入学式で、それこそ新生活。その時に長屋が「バンドをやらないか」って、勇気を振り絞って声をかけてきてくれて、私も「楽しそう」って気持ちで始めてみようってバンドに飛び込んだ。それが今につながっているので、そういうワクワクする所に飛び込むとか、少し勇気を出して飛び込むということが、新生活は逆にしやすいのかなと思うので、ぜひ自分のワクワクする方向に足を踏み入れてほしいと思います。