インターハイ・バスケットボール初優勝、京都の東山高校 大澤コーチと瀬川ゲームキャプテンが今回の優勝を振り返る!
キャスター「改めて初優勝の気持ち、聞かせてください」 大澤徹也コーチ「うれしい思いにつきるのですが、優勝した瞬間は実感がなかったが、やっとお祝のメッセージをいただき、今実感しているところです」 キャスター「瀬川選手はいかがですか?」 瀬川琉久ゲームキャプテン「高校1.2年生のときはタイトルを取れずに、全国大会も出られない時があったので本当にうれしいです」 キャスター「試合後はゆっくりできましたか?」 瀬川琉久ゲームキャプテン「3日間くらいオフがあったので、友達とゆっくり遊んだり、いろんな所へ行きました」 キャスター「普段、息抜きはどんなことをされるのですか?」 瀬川琉久ゲームキャプテン「疲れている時は、寮でゆっくりしたり、YouTubeを見たり、寝るだけだったり、ゆっくりすることが多いです」 キャスター「先程、瀬川選手はこれまで高校でなかなかタイトルを取れなくて、悔しい思いをされたということですが、今回の全国優勝というのは、これまでと違った思いはありましたか?」 瀬川琉久ゲームキャプテン「これまで小学校6年生から中学校3年生までは、公式戦無敗で、日本一をとれて順調だったけど、高校に入ってから、1年生、2年生の時は我慢の時間で、悔しい思いをして、今回の優勝は今までのものより重いものだと思います」 キャスター「優勝までの道のりで、乗り越えないといけない壁が、準決勝で当たった福岡第一戦だったかと思います。去年のウインターカップでは、この福岡第一に残り25秒で逆転を許し、ベスト8に終わったという経緯もありますね。今回の準決勝では、前半リードされる苦しい展開でしたが、勝ち切れた理由というのはどんなところにあったのでしょうか?」 瀬川琉久ゲームキャプテン「本当に1試合通して、自分のペースでバスケットが出来ていなかったんですけど、 佐藤凪や小野寺星夢を中心にチーム全員が繋げてくれた勝利だと思います」 キャスター「そんな中、佐藤凪選手が足を痛めたというアクシデントもありましたが、そのときはいかがでしたか?」 瀬川琉久ゲームキャプテン「あれだけ調子いい凪でしたので、ものすごく心配で、残り5分くらいだったので自分がやらないといけないなと思ったんですけど、途中で入ってきた小野寺星夢が、本当にいい場面でシュートが入って繋げててくれた」 大澤徹也コーチ「我慢する時間が長かった試合でしたが、よく我慢できた。3年生が一番活躍してくれて、チームとしては、すごく良い勝ち方というか、次に繋がる勝ちだったので、「チームで勝ち取った勝利」という言葉がぴったりだと思います」 キャスター「今回、大澤監督は喪章をつけて大会に臨まれたということでしたが、、、」 大澤徹也コーチ「恩師の田中幸信前コーチが、インターハイ出発の前日にお亡くなりになられて、私も東山高校出身でしたので、何とか選手のときにも優勝を目指して一緒に頑張った監督でしたので、複雑な心境でしたが、やらないといけないことがはっきりしたというか、振り返ると田中先生の後押しもあった大会でしたね」 キャスター「瀬川選手もその話を聞いて、決勝戦の試合前には泣きそうだったということでしたが、、、」 瀬川琉久ゲームキャプテン「大澤先生が、試合前の集合のミーティングの場面で、「泣きそう」と言って、どこかへ行ったので、それを聞いて僕ももらい泣きしそうになったけれど、それで気合が入ったので良かったのかなと思います」 キャスター「田中先生にはご報告はされましたか?」 大澤徹也コーチ「優勝カップとかは、まだ見せられていないのですが、ちゃんと「優勝しました」ということは報告できています。そんなチームのみなさんの強い想いと!」 キャスター「そんな田中先生の後押しが、悲願の初優勝へと繋げたのかも知れませんけれど、そして今回、ついに頂点に立ちましたが、次の目標を聞かせてください」 瀬川琉久ゲームキャプテン「日清トップリーグとウインターカップが残っているので、最後勝ち切って3冠をとりたいです」 キャスター「大澤コーチは?」 大澤徹也コーチ「今までは、ずっと追いかけるチームだったので、今回は追いかけられるプレッシャーを感じて、それを楽しみながら勝っていけるようなチームを目指していきたい」 キャスター「瀬川選手の将来の夢を聞かせてもらえますか?」 瀬川琉久ゲームキャプテン「次のロス五輪を目指して出場したい」 キャスター「是非、オリンピック、京都から全国へ、そして世界へ羽ばたいて下さい」