マニー・パッキャオvs.鈴木千裕について語った堀口恭司 （C）ORICON NewS inc.

　ボクシング世界6階級を制覇した“フィリピンの英雄”ことマニー・パッキャオ（45）が10日、都内で行われた『Yogibo presents 超RIZIN.3』会見に登壇し、きのう9日の『RIZIN.47』のリング上で発表されたフェザー級王者の鈴木千裕（25）との試合に向けて意気込みを語った。 【写真多数】これぞ世界レベル！堀口恭司vs.セルジオ・ペティス 　『RIZIN.47』のメインイベントでセルジオ・ペティスとの2年半ぶりの再戦に勝利し、リベンジを達成したRIZINフライ級王者の堀口恭司は、試合後インタビューで「パッキャオvs.鈴木千裕」についてコメントを求められると「面白そうですよね」と興味を示した。 　さらに、試合について「やっぱり千裕くんの勢いがあるんで、何かを起こしてくれるんじゃないかって期待もあるし、でもパッキャオには通用するのかなって。ボクシング、パンチだけで生きてきた人間じゃないですか。そこの面白さはありますよね」と自身の考える見どころを語った。 　生活しているアメリカから、この試合の観戦のために来日する可能性を聞かれると「フロリダにいるんで（笑）。ロイ（愛犬）もいるんで」と愛する家族のために配信で視聴するプランを明かした。 　また、バンタム級のベルトを返上してUFC参戦を表明した朝倉海について「タイトル戦線に行けると思いますよ。向こうでは周りの人や格闘技ファンに“日本人はダメだ”という決めつけがある。ネガティブな気持ちじゃなく“やってやろう”とかプラスな気持ちがあれば、海くんにも絶対にチャンスがある」とエールを送った。 　さらに、現在UFCに参戦している平良達郎、そして今月にUFCデビューを控える鶴屋怜の2人の若きファイターについても「2人ともUFCが契約しただけあって、すごい強いですよ。鶴屋くんは一緒に練習したこともあるけど、めちゃめちゃグラウンドテクニックが上手いですし、もっと伸びしろがあると思います」と高く評価。一方でフライ級でランクインしている平良と試合をしたら「全然勝てますよ」と“最強のMade in Japan”の風格を漂わせた。