クレジットカードをポケットに入れたまま「洗濯」してしまいました。外見は問題なさそうですが、このまま使用できるのでしょうか?
クレジットカードをポケットに入れたままうっかり洗濯してしまった場合、カードが使えるかどうかは気になるところです。使えなくなった場合は、再発行の手続きなど何かと面倒な処理が必要になります。 今回は、クレジットカードをうっかり洗濯してしまった場合の対処方法や再発行する場合の手数料などについて解説します。クレジットカードを洗濯しても使えるかどうか気になる方、万が一の事態に備えておきたい方は参考にしてください。 ▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
クレジットカードは洗濯しても使用できる?
結論として、クレジットカードを洗濯してしまっても、問題なく使えるケースも少なくありません。 クレジットカードは、一般的にポリ塩化ビニル(PVC)と呼ばれる素材でできています。ポリ塩化ビニルは水や洗剤に強いのが特徴です。また、クレジットカードに付属しているICチップや磁気ストライプも、水ぬれに強い素材でできているようです。 そのため、仮に洗濯機で洗濯し水没した場合であってもおおむね使用できるでしょう。しかし、洗濯の影響でカードが折れ曲がったり、傷ついてしまったりした場合は使用できなくなるリスクが高まります。 水没しても使用できなくなるケースは多くはないとはいえ、万が一のリスクを考えるとうっかりポケットに入れて洗濯しないようにしましょう。
洗濯でクレジットカードが使えなくなる原因とは
クレジットカードは素材的に水や洗剤に強いですが、破損・変形してしまうと使用できなくなるでしょう。洗濯でカードが破損・変形する原因は、乾燥機能と洗濯時の衝撃の2点が考えられます。 洗濯機の種類によっては乾燥機能が付いており、乾燥機能で熱が加えられるとカードが変形するリスクが高まります。また、洗濯時にほかの衣服と絡まったり、金属パーツなどとぶつかったりすることで傷が付くと、使用できなくなるため注意しましょう。
クレジットカードを洗濯してしまったときの対処方法
クレジットカードをうっかり洗濯してしまったときは、自然乾燥か乾いた布でふき取って水気を抜いてください。水気をふき取る際の注意点は、強くこすってICチップや磁気ストライプを傷つけないことです。また、クレジットカードは熱に弱い素材のため、ドライヤーでの乾燥は控えましょう。 乾燥後、カードの券面を確認し、目立った破損や変形がなければ、実際に店舗で使用できるかを確認します。店舗で問題なく使用できれば、引き続きカードを使用しても問題ないといえるでしょう。 明らかな破損や変形がある場合、強引に使用すると決済端末を破損させるリスクがあるため、再発行手続きをしましょう。もしカードに異常があることを把握したうえで使用し、決済端末を破損させると、損害賠償のリスクもあります。