服と環境問題考えて ゴールドウイン(富山県小矢部市)、市内の小中学校で出前授業
富山県小矢部市に本店を置くスポーツ用品大手のゴールドウインは29日、同市の津沢中学校、津沢小学校で「服と環境問題」をテーマにした出前授業を行った。 出前授業は、6月に県と結んだ県民サービス向上や地域活性化に向けた包括連携協定の取り組みの一つで、県内では初の実施。今後も継続していく予定で、創業の地である同市津沢地区からスタートした。 津沢小では4年生31人に同社の社員がゴールドウインの社名の由来や歴史、どのような服を製造しているかについて説明。環境に配慮するため、次の服の素材としてリサイクルしたり、リペアを勧めて長く使ってもらうことに取り組んでいると紹介した。 同日から同校に服のリサイクルボックスも設置した。児童らに服と環境の問題の解決に実際に取り組んでもらう。