宿泊体験向上へアプリのアイデア披露 福島県の会津大の授業「ソフトウェアスタジオ」学生成果報告会
福島県の会津大で開講している授業「ソフトウェアスタジオ」の学生成果報告会は25日、会津若松市の学内で開かれ、宿泊体験向上のためのアプリのアイデアを披露した。 授業は顧客が求めるシステムの開発を通じ、ソフトウエア工学への理解を深める目的で開講している。今回は東山温泉旅館「御宿東鳳」と、旅館を運営するオリックス・ホテルマネジメント(東京都)から依頼を受けた。 学生が2班に分かれ、食事体験を充実させるアプリと館内での過ごし方を支援するアプリを考案した。食事体験アプリはビュッフェのメニューを紹介し、料理の組み合わせを提案する。館内の過ごし方に関するアプリはRPG(ロールプレーイングゲーム)のように、宿泊者が館内の魅力を探る。 学生はアプリの狙いや開発状況などを説明し、御宿東鳳の関係者と意見を交わした。 (会津版)