中村K太郎が階級を落としライト級王者サトシと対戦。勝てばダイレクトリマッチでタイトル挑戦も【RIZIN】
「RIZIN LANDMARK 9 in KOBE」(3月23日、兵庫・神戸ワールド記念ホール)の追加カード発表会見が1月31日、都内で開催された。 今大会は当初はナンバーシリーズの「RIZIN.46」として発表されていたのだが、ケージで行う「LANDMARK」に変更となった。 RIZINライト級王者のホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術)が昨年7月の「超RIZIN.2」でのパトリッキー・ピットブル戦以来の再起戦でノンタイトル戦で中村K太郎(UNITED GYM TOKYO)と対戦する。 サトシは2021年6月の東京ドーム大会でトフィック・ムサエフを破り王座を獲得。その後、矢地祐介、ジョニー・ケースを相手に防衛を重ねている。2022年大晦日に行われたBellatorとの対抗戦ではAJ・マッキーに判定負け。昨年は5月のスパイク・カーライル戦では判定勝ちを収めるも、7月の「超RIZIN.2」ではAJ・マッキーの欠場に伴う緊急参戦でパトリッキー・ピットブルと対戦しTKO負けを喫した。この試合で右手を骨折し長期欠場となっていた。
中村は昨年4月に3年4カ月ぶりのRIZIN参戦を果たすとストラッサー起一にTKO勝ちを収めた。今回はその時から階級を下げての参戦となる。また2019年のRIZINデビュー戦ではサトシの兄マルコス・ヨシオ・ソウザに1RでTKO勝ちを収めている。 中村は「サトシ選手というすごく強い選手とライト級で戦えるということを光栄に思っている。頑張ります」と挨拶。サトシについては「打撃の面では負けてないかと思うが、サトシ選手も完成されたMMAになってきていると思うので。ただ柔術では大きな実績があると思うが、グラップリング能力ではそんなに負けてないと思っている」と語った。 サトシは「久しぶり。ちょっと試合をしていなかったけど、今年また頑張ります。RIZINのライト級が面白いということをみんなに見せたいから頑張ります」と挨拶。中村については「中村が日本のウェルター級で一番強い。打撃力もある。前の試合もKOする力があった。強い選手」と評した。