【韓国ドラマ】見ないと損!人気俳優パク・ボゴムとピョン・ウソクのモデル姿を堪能できる傑作
一方に寄りかかるのではなく、互いに成長し合う恋愛がいい
へジュンと恋に落ちるメイクアップアーティスト、ジョンハを演じたのはパク・ソダム。映画『パラサイト 半地下の家族』で世界的に知られるようになった女優です。 このジョンハが、自立していてカッコいい。 子供時代、経済的に苦労したために自立心が強く、26歳で家を購入したしっかり者。元々は一流企業の社員だったのですが、夢を諦めきれずにメイクアップアーティストの道へ飛び込んだのでした。芸能人御用達のサロンに勤めつつ、プライベートでは、希望者に無料でメイクを施したり、メイクアップ動画配信をするなど、時間を惜しまず腕を磨く日々。 さらに、ことあるごとにイヤミを言ってくる職場の先輩に、ビシッと言い返すあたりも好感度大! 自分の力で夢を成し遂げようとするジョンハの姿は、ヘジュンとそっくり。だからこそ、2人は親近感を覚え、刺激を与え合う仲間となり、同じような業界で苦労をしながらもひたむきに努力する存在として心の支えになっていくのでしょう。 2人が一緒にいるシーンの描写は、一度でも夢を追いかけたことがある人なら胸に刺さるほどリアルでピュア。個人的には、誰にも頼らず、寄りかからず、自らの人生の舵取りをジョンハ自身がする姿にぐっときました。
顔がいい。スタイルもいい
本作最大の見どころは、登場人物たちのルックスです。 大切なことなので、もう一度いいます。 メインキャラたちのルックスがめちゃくちゃいいんですッ! 芸能界を舞台にしているので、当然と言えば当然なのですが。 ヘジュンを演じたパク・ボゴムは笑顔だけで……いや、喜怒哀楽の表情すべてが視聴者のハートを射抜く手練れスナイパーですし、主人公の親友を演じたピョン・ウソクなんぞ、本当にモデルから俳優に転身したリアル・ヘヒョなので、その完璧な9頭身に驚き、落ち、沼ったあげくに、彼の出世作『ソンジェ背負って走れ』を観はじめる方も多いはず。 そんな奇跡の2人がファッションショーでランウェイを歩いたり、雑誌の撮影シーンでは妖艶な2ショットをキメたり、夢を語り合ったり、地元の公園で青春したりと、イケメンたちの日常が眩しすぎて、画面の前で目を開けない方もいらっしゃるかもしれませんが、それこそが本作の魅力だと思うので、がんばって完走していただきたいです。 なお、ヘジュンの芸能界の先輩として『梨泰院クラス』のパク・ソジュンが、そしてヘアメイクアップアーティストの1人として、『ソンジェ~』のヒロイン役を務めたキム・ヘユンがカメオ出演しているので、そちらも探してみてくださいね。
ライター 中川薫 Kカルチャー・旅・お酒・漫画・音楽・スポーツ観戦好きのライター。ドハマりしたK沼が旅沼に直結し、年間十数回は海外へ。マイブームは「海外の大衆食堂をめぐること」。2023年は釜山&ソウル(韓国)、バンコク&ブリーラム(タイ)、ホーチミン&ハノイ&ダラット(ベトナム)、コロンボ(スリランカ)、リヤド&ジェッダ(サウジアラビア)で爆食。2024年はソウル、ソウル、台湾、ソウルへ。最近は念願の「漢江ラーメン」を食べました。漢江のたもとで食べるラーメンは、控えめに言って最高!