大阪・関西万博に向け花博記念公園でイベント 公園管理の次世代技術集う
来年に控えた大阪・関西万博開催に合わせ、イベント「PARK JAM EXPO 2024-2025(パークジャムエキスポ)」 が11月9日、「国際花と緑の博覧会」が開催された花博記念公園鶴見緑地(大阪市鶴見区緑地公園2)で始まった。(京橋経済新聞) 【写真】鶴見緑地公園の「いのちの塔」 会場では、今後の公園活用や維持管理に活用できる最新技術を紹介するほか、次世代のロボットやごみ箱など、これからの公園で登場する新製品を展示する。 中でも来園者の注目を集めていたのが、通信機能が組み込まれたスマートごみ箱 「SmaGO(スマゴ)」。上部のソーラーパネルで発電した電力を活用し、ごみ箱の中のごみを圧縮でき、約 500リットル相当のごみを一度に収容できるのが特徴。内蔵センサーで、ごみの集積状況をリアルタイムに把握することもできる。ごみがたまる前にスマートフォンなどへ通知することで、ごみ回収の効率化・最適化への実現を目指す。 ハスクバーナのロボット芝刈機は、GPS支援ナビゲーションや内蔵センサーなどの最新テクノロジーを搭載した製品。今までは伸びた芝を人が芝刈機で刈っていたが、同製品では芝が伸びる前に刈るのが特徴。バッテリーがなくなりそうになると自動で充電し、再び作業に戻るため、その場に人がいる必要はない。実際にサッカー場などでもロボット芝刈機が活躍しているという。 展示のほかに、カレー、焼き肉、焼きそば、ナポリタン、台湾料理などの料理を販売するキッチンカーも出店。コーヒーやソフトドリンクに加え、ビールやワイン、ハイボールなどのアルコール類もそろえる。会場では、一息つく来園者の姿も見られる。 翌10日11時からは、ゲストとしてDJ KOOさんが登場。来園者も含めて幅広い世代が楽しめるダンスイベントを予定する。 開催時間は10時~16時。キッチンカーの営業は10時~20時30分。今月10日まで。
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