田植え前の水田で児童と住民ら泥遊び 西条・飯岡小で20年ぶり復活(愛媛)
田んぼに親しむ体験授業が29日、愛媛県西条市飯岡の水田であり、飯岡小5年生約50人が、泥遊びを通じて水田の特徴を体感的に学んだ。同校では毎年、地域住民と共同でもち米の稲作体験を実施しており、児童と大人が一緒に田植え前の泥の中に入り、にぎやかな声を響かせた。 校地の前にある水田は、同校児童の体験学習の場として使われている。地域住民らでつくる「飯岡青少年健全育成協議会」のメンバーが協力し、毎年5年生が田植えや稲刈り、もちつきなどに挑戦。体験の一環として行われていた泥遊びはいつしか途絶えていたが、楽しんで体験学習に取り組んでもらおうと、約20年ぶりに復活させた。
愛媛新聞社