中盤問題はメイヌーで解決? 元イングランド代表DFはマンUの未来を背負う19歳を決勝Tでの起用に推す
スロベニア戦では後半から出場
EUROグループステージ最終節でスロベニアと対戦しスコアレスドローに終わったイングランド代表。1勝2分で首位での決勝トーナメント進出を決めたが、期待されていたパフォーマンスをグループステージでは見せることはできなかった。 [動画]完璧な崩しに思われたが サカの先制ゴールは幻に そんななか、元イングランド代表DFガリー・ネビル氏がこの日の試合の収穫の1つに挙げたのがコビー・メイヌーだ。初戦と第2戦はデクラン・ライスの相棒としてトレント・アレクサンダー・アーノルドが起用されていたが、思うように機能しなかった。そんななかスロベニア戦ではコナー・ギャラガーがスタメンに抜擢。しかしギャラガーもそこまでフィットできず、ガレス・サウスゲイト代表監督はハーフタイムでの交代を決断。そこで後半からピッチに立ったのがメイヌーだった。 45分の出場ではあったが、後半は攻撃の鋭さが増したイングランド。もちろん70分から右サイドで出場したコール・パルマーの存在も大きかったが、メイヌーとパルマーの2人が投入されたことで、チームが活性化されたことは間違いない。ネビル氏はメイヌーがこの試合見せたインパクトを称賛し、決勝トーナメントではスタメンで起用すべきだと考えている。 「イングランドが交代を行うたびに、彼らはよくなっていった。私は、次の試合はメイヌーが先発するだろうと確信している。サウスゲイト監督はギャラガーがエネルギー源として適任だと考えていたが、誰がそのポジションでプレイする必要があるかは明らかで、アダム・ウォートンにもその能力がある」(『ITV Sport』より) ライスの相棒としてウォートンも機能するだろうと語りながらも、次の試合ではメイヌーの起用を推すネビル。確かにグループステージの3試合を振り返ると、現段階ではメイヌーが中盤の問題の解決策と言えるだろう。グループステージの3試合は懸念材料も多く見つかったイングランドだが、決勝トーナメントでの戦いに注目集まる。
構成/ザ・ワールド編集部